京都には、歴史の名残として立看板や石碑などが多く存在しています。中でも五辻の昆布が面している千本通沿いには平安京に関する石碑が多く見られます。
そんな石碑の中から今回は宴の松原を紹介します。
この石碑は、六軒町出水にあります。宴の松原は大内裏の西側にあった松林で何の用途に使われていたのかはいまだに不明らしいのですが、名前の通りに宴に使う広場であったとか、仮宮を置く場所であったなど説が様々ありました。
調べていて分かったのですが、実は宴の松原は有名な怪奇スポットだったようです。
怪奇スポットというと安倍明で有名な一条戻り橋や百鬼夜行で有名な一条通りが思い浮かびますが、人食い鬼や不気味な声が聞こえたなどの話が複数記録にありました。
現在、周辺には少し大きなお寺もたくさんあって寺ヨガなど面白いイベントを開いているお寺もあるためか、怪奇現象はおこっていないと思われます。(少なくとも毎日通っていてそんな珍事に遭遇はしていません)

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