京都にはお寺が塔頭寺院以外に色々なお寺さんが集まっている場所が何カ所かありますね。
皆さんがぱっと思いつくのは寺町ですよね。
寺町も豊臣秀吉によって形成された面白い来歴があるのですが、また今度にします。

今回、紹介するのは七本松通のお寺さんです。
七本松通は下立売通から上には通り沿いにも沢山のお寺さんが並んでいますし、
ちょっと脇に入ってもまたお寺さん…といった様相です。
それだけお寺さんがあると面白いところも多くあります。

その中のひとつ観音寺さんの山門は伏見城の遺構を移したものだと言われています。
なので写真を見ると分かりますが、扉の部分は非常に年季が入っています。
この門は伏見城の牢獄の門だったそうで、
門前で刑罰のひとつでもある百叩きが行われていたことから百叩きの門と呼ばれるようになったそうです。
また、夜に門からすすり泣く声が聞こえるという怪談もあるようで、
出水の七不思議と言われているとか…(出水だけで7つも不思議があるのかーともおもいますが)
【Facebook再投稿①】(2016年12月19日)

Facebookの過去投稿について

2016年頃からFacebookにアップしていた「京都の歴史」についての投稿。
以前のスタッフが投稿してくれていたものですが、Facebookの過去投稿に埋もれていくのはもったいないと思い、
再アップをはじめました。
全国旅行支援も始まり皆様が遊びに来て下さる今、京都のちょーっとした歴史もめいっぱい楽しんでくださいね。

初回投稿は七本松のお寺さん「観音寺」さんについてです。
先日、伏見城の辺りを散策していたので、「伏見城の牢獄の門」というのに惹かれて初回投稿に決定しました。
ウィキペディアによると1619年に廃城となり、様々なところに移築されたそうなのでそう考えると歴史の深さを感じます。
でも、伏見から、これ、どうやって運んだんでしょうか…。

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