五辻の昆布について
創業明治三十五年 京・西陣の味
五辻の昆布は明治三十五年創業以来、手すきによるおぼろを削り自然の味を作り続けている店です。 地元の人から「五辻のこんぶやさん」と親しまれております。
昆布一筋の味を極めた京のいにしえの風味をお土産に、ご贈答にと・・・ 四季の香り豊かな、佃煮やおしゃれなおやつ昆布等いろいろと取り揃えてお待ち致しております。
五辻通り
今出川より1つ北の通りで、大宮通から北野天満宮までの約1.2kmの通りです。東から西へ順に辿ってみると、大宮五辻には応仁の乱の山名宗全の邸跡を伝える石碑があります。その邸は西軍の本陣となり、西陣の名の由来になったといいます。
智恵光院を過ぎると北側に法華宗真門流総本山の本隆寺さん、南側には地鶏の水炊きで知られる鳥岩楼さんがあります。浄福寺通には、どら焼きで有名なかま八さんがあり更に西に進むと鎌倉時代、後鳥羽上皇の院御所であった五辻殿の址があり、この御殿の名の由来で五辻通と名が付いたと思われます。
そして千本五辻、東北角に当店があります。更に西に進み、千本通を超えると、おかめさんで知られる千本釈迦堂さんがあり、12月には無病息災を願う大根炊きで賑わいます。そして、北野天満宮東門で五辻通は終わります。
この通り名から「五辻の昆布」と呼ばれ親しんで頂いています。明治35年創業以来から、手すきによるおぼろ昆布を削り、自然の味を創り続けています。