京都では仁丹町名表示板と呼ばれるものがあるのはみなさんご存じだと思いますが、とある場所に不思議な仁丹町名表示板があることは知っていますか?

浄福寺通りを上がっている時に見つけた町名表示板。
なんとなく読んでみると、そこには「清少納言東山観望地」とあります。
親切なことに表示板の周りには解説とクイズがついていました。

あの有名な『枕草子』の「春はあけぼのようようしろくなりゆく山際…」を読んだ場所に立っているってなんだか不思議な気分になりますね^^

少ししてから再び通ると、表示板の地名が違いました…今度は「西陣空襲被爆地」
京都は文化財が多いことから、戦争被害は少なかったと思われがちですが、実際には5回ほど空襲があり、そのうちのひとつが西陣空襲と呼ばれるものです。
西陣空襲は京都市内最大の被害を被った空襲で石碑も立っているようです。

読むたびに学ばせてくれるこの仁丹看板はもちろん本物ではありません。
印刷で作ったものですがなかなか凝っています。
仁丹看板の愛好家の方によると他にも種類があるそうです…

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